看護師とは?
看護師とは、看護専門学校や看護大学などで看護に対する基礎教育や実習を受けた後、看護師試験の国家試験に合格して看護師免許を取得した人のことをいいます。
看護師の仕事は、医療現場において医師や歯科医師の補助を行うことで知られています。
日本における看護師の位置づけは「保健師助産師看護師法(保助看法)」によって明記されています。
同法第5条では、看護師を「厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦(褥婦)/出産後の女性)に対する療養上の世話、又は診察の補助を行うことを業とする者」と定められています。
看護師の仕事とは?
看護師の仕事は【看護師とは?】で述べたように「保健師助産師看護師法(保助看法)」第5条において、「厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦(褥婦)/出産後の女性)に対する療養上の世話、又は診察の補助を行うことを業とする者」と定められています。
看護師の主な仕事は、医療現場において医師や歯科医師の補助を行うことです。
近年は予防医学への意識向上に伴い、「町ぐるみ検診」などにおいて、疾病の予防や健康の維持増進のための援助活動も行っています。
看護師の職業事情は?
「男女雇用機会均等法」の施行や改正に伴い、看護職に対する呼び名も変わってきました。
2002年3月までは、男性看護職を「看護士」女性看護職を「看護婦」と呼ばれていましたが、現在は、男女を問わず「看護師」という名称に統一されています。
また、保健婦は「保健師」助産婦は「助産師」という名称に変更されました。
ただし「○○療法士」は「師」ではなく「士」のままです。
ちなみに、保母も「保育士」という名称で統一されています。
看護師の接遇とは?
接遇には、もてなし、接待、あしらいという意味があります。
一般企業でいう接遇には、取引相手との信頼関係を築き、それを持続させ、さらに発展させることを目的にしています。
取引相手に与える印象が、自社の将来を左右するくらい接遇は大切なものです。
医療機関の現場において、看護師の接遇は自分たちが日々接する患者が対象になります。
看護師に向いている性格って?
看護師を志すことは大切なことなのですが、看護師の仕事を行うのに求められる性格や人柄などもあるようです。
看護師に求められる人柄とは、やはり第一に患者さんを思いやる気持ちであるといえます。
そのほかですと仕事上でもそうなのですが、常に人の世話を行うのが苦にならないということも上げられます。
看護師としては当然とも言われそうですが、当然といわれることが実は一番難しかったりもします。
看護師の仕事内容も厳しいものなのですが、国家試験など勉強内容も専門的で難しいものが多いですから、その分自分に厳しい人であることも求められます。
救急の現場って?
医療関係ですぐに思い浮かぶ部署というと救急医療ではないでしょうか。
病院などに救急患者が送られてきて処置される姿はテレビなどでも見ることが多いでしょうが、ある意味すさまじいものがあります。
救急の現場で看護を行うことも、看護師の仕事のうちのひとつです。
救急の医療において必要とされるのは、チームワークはもちろんのこと、状況などを判断する能力やそのほか観察能力なども必要になってきます。
救急で運ばれてくる患者さんはまずバイタルサインというものをチェックされます。