看護師の国家試験とは?
看護師になるためには、国家試験である看護師試験に合格して、看護師免許を取得しなければなりません。
看護師の国家試験を受験するには、看護専門学校や看護大学などを卒業することが条件になりますが、卒業見込みの学生も対象になります。
ただし、国家試験を受験した年度に学校を卒業できない場合は、看護師免許を受けることができません。
看護師免許とは?
看護師免許は、看護師の国家試験に合格すると厚生労働大臣から交付され、看護師として働くことが可能になります。
看護師免許の申請は、各地の保健所で行うことができます。
看護師免許の新規登録申請には、
(1)申請書(保健所にあります)
(2)診断書(1カ月以内のもの)
(3)戸籍抄本(6カ月以内のもの)
(4)登録済証明書のはがき(50円切手貼付)
(5)はがき(1枚)のほか、手数料として収入印紙を納付します。
看護師の大学とは?
看護師とは、【看護師とは?】で述べたように、看護専門学校や看護大学などで看護に対する基礎教育や実習を受けた後、看護師試験の国家試験に合格して看護師免許を取得した人のことをいいます。
看護師になるための医療関係の学校は看護専門学校が主流でしたが、近年では医療の高度化・専門化や看護職の地位の向上などもあり、医療関係の短大や大学で学ぶ人が増えています。
これは、2005年現在、約2割が4年制大学を出ていることからもうなずけます。
看護短大や大学には付属病院がある場合が多く、そこで実習を行うことができます。
看護師の予備校とは?
看護師をはじめ医療関係の予備校は全国各地にありますが、多くの場合、医療関係の専門学校や短大・大学の受験対策と、看護師試験の受験対策など複数のコースが併設されています。
ある予備校が行っている医療関係の学校の受験対策として、高校2年を対象とした「2年生対象コース」があります。
なぜなら、推薦入試の場合、看護師受験は11月から、また、リハビリ分野の受験は10月から始まるからです。
そのためには、2年のうちから受験対策を立てる必要があるのです。
2年のうちに基礎教科の習得をし、3年になってからは「専門学校」と「短大・大学」の2つのコースに分かれて徹底指導を行い、希望校への現役合格を目指します。